水子供養は、生まれることのなかった我が子を慈しみ、生むことのできなかった母の心を癒やすご供養です。
仏教で「生まれる」ことを指すのは、母体で新たな生命が生まれる「受精」の瞬間と、この世に生まれ出る「出産」の瞬間があります。水子とは、受精を経て母体に誕生したけれども、この世に生まれ出ることができずに生を終えてしまった意識のことを言います。
水子の存在は古くからありました。現在のような人工中絶がない時代でも、流産死産はあったし、難産で母子ともに死ぬこともありました。そして昔の人は水子に対しても認識が深く、お位牌を作ったりお墓を作って供養していました。
水子供養は、親の愛情から親の当然の役目として、義務として、心から行うものであります。楽しみにされていたお腹の赤ちゃんを失われるという、女性にとって耐え難い悲しい出来事を、水子の幸せを願うだけでなく、ご自身の心の癒しと、哀しみを乗り越える前向きな勇気を持って頂くことを祈念するものであります。
合掌
ご供養料、 お地蔵様ご奉納 |
一万五千円 |
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永代供養 | 三万円 |
※何霊でも同額です。
※記念として十二支のお念珠を差し上げます。
「水子供養」の受付時間は、
原則として午後一時~三時半までとします。
毎月二十四日午後一時より玉宝禅寺祖院にて「水子供養合同法要」並法話を行っております。毎年五月二十四日は「水子石碑建立記念法要」を致します。